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同年講

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昨年の還暦同窓会で、来年もまた集まりたいねと言う希望で
地元に住む同級生が実行委員となり全国に通知した。

昨年、闘病中であるにもかかわらず、車椅子を使いながら
駆けつけてくれたM君が、今年も関西から、しかも前日ついて
数人の仲間と前夜祭をやり、非常に元気な姿で出席したのだ。

昨年は来れなかったと京都から出席した45年ぶりに会うK君。
昨年来て楽しくて・・と名古屋から出席してくれたAさん。

「今後の生きがいについて」の30分の講義などには耳も貸さない
中学時代の仲間達・・・・。講師に頼んだ幹事の申し訳の無さそうな顔。
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2次会はホテルのカラオケルームへ。
100名の出席者の17名は我々3年1組のメンバー。
12クラス600名以上の団塊の世代だ。

あっという間の45年間。それぞれの顔に今までの人生が
見え隠れする。会って嬉しい顔もいれば、会わない方がよかった・・・
と思う仲間もいたり・・・。

しかし、時間が経つにつれやっぱり中学生の昔に帰ってしまう。
いろんなことが切ないほど思い出されてくる。
これもまたクラス会の楽しさなのかもしれない。

俺は来年は死んどるから来れんぞ!と何度も万歳をして3次会へ
繰り出したM君。来年もまた会おうな・・・・。

某有名高校から東大へ、当時の紛争のお陰で中退したO君。
詩人になり、新聞社の連載したり、地元で活躍中の有名人になった。
彼が少年時代から思春期への本を3冊出版した。
舞台はまさに私の生まれ育ったふるさと。
彼の山と川、田んぼや畑。それらが同じなのだ。
深い淵のある川も飛び込んだ岩も同じだ。
いつかUFOを目撃した岩もそこにある。

中学生から45年・・・・。長いようで本当に短いものと人生のはかなさを
感じた。
が、私はボーイ。まだまだ少年である。
肥後ちょんかけごまの名人・桃太郎に連絡して名人芸を披露してもらった。
ついでに一緒にコマを回して「気分は少年」をアピール。

テレビを見てびっくりしたよ!みんなに教えてくれたらよかったのに・・・
1月19日(土)午前9時半放送の「ふるさとワンダフル」という番組のことだ。
このディレクターがまた前述のO君の娘と知ったのは放映直後。
「あれはお父さんの同級生だよ」とすぐ電話連絡があったそうな。

いままでテレビやラジオ、新聞や雑誌などで随分紹介されたから
馴れとは面白いもので、当たり前のような気がしているが
普通はよっぽど悪いことでもしないとマスコミに取り上げてももらえない。

そう思えば、遊びを続けてよかったなあと思ったり。

コマも材料がある分だけ製作完了。

隣の剪定作業に来ていた庭師さんにコマ回しを披露したら
「椿の木は毛虫が付くので切ってくれと頼まれるから持って来てやるよ」と
こともなげに言われて、大喜び。
ということは、シルバーさんたちにお願いしておけばもっと増える可能性。

取り留めのない話・・・。こんな一日でありました。

by tenorsaxt | 2008-11-23 05:07