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思い出したら無性に腹が立つこと

あれは・・・25年も昔・・・。
川崎港からフェリーに乗った。
バイクは愛車ヤマハXS650。
初めての道路でどっちへ向かったらいいのか迷った。
交差点の手前に左への道路がある。
そちらに視線を向けると幸いなことに「交番」があり、
巡査が立って手招きしているではないか。
そこで道を尋ねようと左折して交番へ。

「川崎港はどちら方面ですか?」と聞いているのに
「免許証を出してください」
「えっ?」
「この道路は路線バス専用ですから、違反になります」
「・・・」
それまで路線バス専用の道路なんて見た事がない。
ずーと手前の標識なんて道もわからず、急いでいる私に確認できる訳がない。

あの交番は迷える人を捕らえる狼的存在だ。
せめて「来るな」と制止してくれればいいものを、
手招きするようなしぐさも腹が立つ。

思い出せば腹が立つことのひとつ。

フェリーを降りて我が家へ向かってアクセルを吹かす。
1キロも走らないうちにエンスト。押して近くのスタンドで。
ガソリンは東京で満タンにしてあるので、まさかガス欠とは・・。
しっかりと抜かれてしまっていたのだ。

これも腹が立つことのひとつ。

スピード違反。
開業して間もない頃、霧島からの通勤。
幼い子どもたちを乗せて安全運転で走っていると
突然横道から警官が「こちらへ」と誘導する。
安全運転に心がけている私は、法定速度を10キロ以上はださない。
大変まじめな一般市民なのだ。
「13キロオーバーでスピード違反です」
40キロなので「48キロ」をキープしているはずだ。
そのことを言ってもとりあってくれない。
8キロでもオーバーといえばオーバー。

これも腹が立つことのひとつ。

・・・。

by tenorsaxt | 2007-06-07 20:10