旬のたべもの・・・

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好物のメロン。
昔は黄色い真桑瓜・・・
「マクワウリ」とは真桑瓜と書くのか・・初めて知った(恥)

いくつの時だろうか・・・小さな温泉に行く道から
右下の小川を渡り、粘土質の土手から湧きだす水を
蕗の葉っぱで飲み干し

ようやく一人通れる道を登る・・・
あの時はたしか5才の年上のいとこと一緒だった・・
小さな丘の上の小さな畑・・
思い出せば・・・6畳ほどもない
畑は膝の高さの草がボウボウと・・
何をしに行ったのかは分からない

「お~い、とおる~」
いとこの高く上げた手には 「黄色い瓜」 が
抱えると草の陰で冷やされて ヒンヤリと感じる
おもむろに 草刈りがまで半分に・・
その真っ白な果肉と黄色の皮の記憶が蘇る・・

当時、何もない時代。村の雑貨店には「カライモ飴」「スズメの卵」だけ
夏はオガクズの氷室から出した氷をシャッシャッとかき氷・・
オレンジがかったシロップは・・色づき始めた柿の色・・

その時の 瓜の味は 多分二味わえないそれはそれは美味しい味
そして歯ごたえのあるサクッとした食感・・

以来同じ味を求めてはみるが、同じものには出会えない・・
今日食べた パパイヤメロンはそれに非常に近い感じもするが
やはり 違う 。脳が記憶した 味 は再現不可能かもしれない

・・そうだ、あの時は・・多分瓜を採りに行ったのだ・・・
瓜をかじりながら眺めたはるか下を流れる川・・細い道・・

あの畑は・・もう森になっているのだろうか・・
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by tenorsaxt | 2012-02-28 15:24